「社会福祉士及び介護福祉士法」の中に、「社会福祉士とは専門的知識及び技術をもって、身体上もしくは精神上の障害があること、または環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うことを業とする者」とされています。しかし、これでは説明が難しく内容があまり理解できないのではないのでしょうか? 簡単に言えば、以下が主な業務内容になります。

社会福祉士及び介護福祉士法の活躍の場所>

●児童福祉法関係施設 (児童相談所、養護施設、知的障害児施設など)
●身体障害者福祉法関係施設 (身体障害者更生施設、身体障害者療護施設など)
●生活保護関係施設 (救護施設、更生施設など)
●社会福祉法関係事業所 (福祉事務所、社会福祉協議会など)
●売春防止法関係施設 (婦人相談所、婦人保護施設など)
●知的障害者福祉法関係施設 (知的障害者更生施設、知的障害者授産施設など)
●老人福祉法関係施設 (特別養護老人ホーム、在宅介護支援センターなど)
●母子及び寡婦福祉法関係施設 (母子福祉センターなど)
●医療法関係施設 (病院など) ※上記にあげた施設での、相談・援助業務が仕事になります。

★名称独占の国家資格★

ちなみに、社会福祉士資格は、国家資格ですが、医師や弁護士のように「業務独占」の資格でなく、「名称独占」の資格となります。「名称独占って何だろう・・・?」そんな方のために、ここでは少し名称独占について説明しておきたいと思います。

「名称独占」とは・・・簡単に言えば、社会福祉士の資格をもたない者が、「私が社会福祉士の○○です。」といった様に、社会福祉士という名称を勝手に使用してはいけないということです。 「じゃあ、社会福祉士にならかったら上記の仕事はできないの?」 いいえ、それは少し間違っています。

社会福祉士資格をもっていなければ、上記の業務につけないということはありません。しかし、社会福祉士資格をもっていると言うことは、専門職としての水準の高さを表すものであり、今後有資格者が増加すれば、将来的に実質的な業務独占状態になることが考えられています。

先にも述べましたが、近年とても注目されている資格と言っても過言ではありません。

介護福祉士の勤務先

高齢化が進む現在では、介護福祉士が勤務している職場、または介護福祉士の勤務が要望されている職場領域はとても広いものと言えます。介護福祉士の職場は主に4種類に分類できます。
以下がその説明となります。
・高齢者施設(介護保険法関連施設、老人福祉法関連施設)
・身体障害者施設(身体障害者福祉法関連施設)
・知的障害者施設(知的障害者法関連施設)
・その他の社会福祉施設(精神保健福祉法関連施設、児童福祉法関連施設、生活保護法関連施設、行政関連施設など)
以上にあげた職場が主な仕事場となります。

次に仕事内容としては、
(1)身体介護(利用者に対する食事の介助、排泄の介助、衣類着脱の手伝い、入浴介助などの直接支援と食事や排泄、睡眠などにおける健康観察や脈拍、体温の記録などの健康管理を行うこと。)
(2)生活援助(利用者の食事づくり、食材料や日用品の買い物、衣類の洗濯、部屋の掃除や整頓などを行うこと。)
(3)相談援助として助言・指導(利用者だけでなくその家族など介護者に対して、生活面や身上、介護方法に関する相談にのり、助言や指導などを行うこと。)があげられます。

その他にも、日常生活意外で利用者の状態が急変した場合などの緊急時の対応を含め、ターミナルケアや死の看取りなども介護福祉士の仕事として位置づけられています。

以上を読んでもらえばわかっていただけると思いますが、介護福祉士にはたくさんの知識・技術がいります。
しかし、その分のやりがいも職場もたくさんあり素晴らしい仕事だと思います。